キャラバン車いす移動車のリフト修理

車いすリフトが収納されないという故障でご入庫のキャラバン車いす移動車の修理レポートです。

スライドの途中でストップしてしまった車いすリフト。
さぞかしあせったことと思います。
まずは緊急用のスイッチを押してリフトを格納します。
(緊急用のスイッチでリフトが格納できるということはリフトモーターは正常だということです)

忙しい施設様で休みなく働き続ける福祉車両。酷使される車いすリフト。
たまには故障しますって。
福祉車両整備ほ本格的に始まってから5年。
それなりのノウハウの蓄積も当社にはありますので疑わしい箇所から点検してみました。

原因はコレ↓

この型のキャラバンのウイークポイント。
挟み込み防止テープスイッチの誤作動。


ついでに。というわけはありませんがリフトフフラップのワイヤーを調整します。
リフトフラップはゆっくりと倒れてくるのが正常。
時々バタンっていくかんじで勢いよく倒れてくるフラップがありますが、これはワイヤーが伸びている証拠。
ついついフラップが倒れてくるのを待ちきれなくて足で倒しちゃう。
なんてことはあるあるなのですが、お車のためにもここは深呼吸しながら待っていただきたいです(笑)。

相馬自動車商工は福祉車両の整備販売に力を入れてまいります。
来月には代車として200系ハイエースの車いす移動車をもう一台増車予定。
ハイゼットとファンカーゴのスロープタイプの代車もあります。
福祉車両レンタカーも好評展開中。
福祉車両でお困りの際はぜひお声がけを。お待ちしております。