魅力的なアルトエコが入荷しました。

今運転免許取得に向けて教習所に通っているヤングドライバーの皆様に朗報。
いや、別にヤングじゃなくてもお求め安くて程度の良いお車をお探しのお客様に朗報です。


いー感じのスズキアルトエコが入荷しました。
新車当時あのダイハツミライースと熾烈な燃費競争を繰り広た車がアルトエコ。
両車ともガソリン車で燃費30キロとか、とんでもない数字をたたき出しておりました。

全体的にコロッとした感じで直線基調のミライースより愛嬌力がありますよね。

ミルクティベージュという優しいボディカラーも良き。
新車登録から10年を経ていますが、大きなへこみも傷もありません。

インパネ部分もラウンド形状で愛嬌力がありますし、
ボディ外観との相性も良い。親しみのもてるインテリア。

きれいなエンジンルーム。
オイル漏れありません。

広々でも狭々でもない必要十分な居住スペース

走行約95,000キロ。
車の寿命は10年10万キロていうのは昔話。
今やお車のメンテナンス次第では10万キロはただの通過点。
このお車は当社で車検、定期点検を欠かさず受けていただいておりましたので、
メンテナンス次第ではダブルスコア(200,000キロ)はいけるんじゃないでしょうか。

来春行動デビュー予定の初心者ドライバーさんに。そして
初心者じゃなくても通勤やお買い物用に割り切ってお求めやすいお車をお探しのお客様にも
最適解な一台です。
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平成24年2月登録スズキアルトエコ2WD オートマ(CVT)
走行95,000キロ。
エアコン、パワステ、CDラジオ
ワンオーナーのユーザー様からの直接お買取り車両です。
車検2年付きで税込み403,000でのご提供。
例によって1台だけのご提供ですので、気になるお客様はお早めにどーぞ。
今ならお正月前の納車ににギリ間に合います!

最近の整備ネタをご紹介(動画あり)。

福祉車両専門店の相馬自動車商工ですが、要するに町の車屋さん。
どちらかというと昔から自動車整備を中心にやっております。
よって、お買い上げいただいたお車もそうでないお車もいろいろ多彩なお車が修理でご入庫されます。
本日も私が整備工場内を徘徊して集めてきた整備ネタをご紹介いたします。

当社のレジェンドWメカと、百戦錬磨のベテランNメカのコラボ。
車検でご入庫いただいたキャンターのパワーゲートを修理しています。

ここに入っているこの鉄棒
正式名称はトーションバーといいます
この棒のねじれによる反力を利用して
ゲートの開閉を軽くする仕組みなのですが、
ベテランのNメカにして
”はじめてやった”
という代物。
こういった整備はいくら診断機をつないでもできませんからね。

長年整備工場で手足を動かして身に付けた技術ていうのは
こういう整備でこそ発揮されるのでしょう。
ご入庫ありがとうございました。




続いて、右フロントのエアサス故障で一輪だけ車高が落ちてしまった
メルセデスベンツSクラスの作業の模様です。
・・・・・・が、気が付いたら修理が完了していましたので
症例だけ。

これじゃ走れんでしょ。
まあ、お客様は自走でご入庫されてしまったわけですが。
エアサスの交換とフェンダーの鈑金塗装で修理は完了したのですが
かなり高額な修理になってしまいました。
外車は壊れる?じゃあ国産車は壊れないのかというと、国産車も壊れます。
結論
高額な機構を採用したお車は修理代も高額だ。
当たり前ですがそんなことを実感しましたよ。
Sクラスはお金をかけても乗り続ける価値のあるお車だと思います。
どうぞ末永くこのお車をご愛用いただければと思います。
こちらは車の写真が写っていませんが、
トヨタのプラッツというお車のクラッチ交換の模様です。
プラッツっていうのは初代ヴィッツのシャシを利用した小型セダンで
一代限りで終了してしまったのですが、マニュアルしか運転できない
割と年配のお客様に愛用されているケースが多いみたいです。
”ギヤが入りづらい”というお話からクラッチの操作系かなとも思ったのですが、
クラッチ板が摩耗する→クラッチカバーのツメが立ってくる→クラッチが重くなる
という感じでギヤが入りづらくなったのだと思います。
”昔はさんざんやった”というベテランWメカの話でしたが、共同作業していた
当社新人メカのG君にはちょっと新鮮だったかも。
ご入庫ありがとうございました。
愛車のブラッツをいつまでも快適にお使いいただけるよう努めさせていただきます。
今後もよろしくお願いします。
続いては、フォレスター(SH系)
3代目に当たるフォレスターの修理の模様です
こちらもお車の外観写真を撮り忘れましたよ。
でもって、故障事例というのはこちら。
人間でいうとケガというのか病気というのか微妙ですが
どちらにしてもこれはえらいこっちゃ。


リヤのテンションロッドが折れてます。
事故ではなく経年によるさび、腐食によるものです。
テンションロッドというのはサスペンションのロワアームとボディを接続している部品でして
コーナーリングのときとかにタイヤの位置を適正な位置に保つ役割をしています。
ちなみにテンションロッドを外した状態はこれ↓

いや、この状態で運転できると思います?
積載車で回送してきた当社の工場長によると
走るどころか
積載車に乗せるのも一苦労だった。
とのこと。
車の向きを変えるのはハンドル。ハンドルを回した方向に車が向いてくれない状態を想像してみてください
折れてるのがリヤのテンションロッドだったので
車のフロント部分はハンドルを回した方向に行きたがる。
リヤがいうことを聞かない。で、どーなる?
私が想像するにハンドルを回してキャリアカーの荷台にフロントを乗せるとリヤは荷台から落ちようとする。
リヤを荷台に乗せるためにはハンドルをキャリアカーの荷台から落ちるくらいに回さないとならない。
しかもリヤがふらふら動くため
これだけハンドルを回せばリヤはこれだけずれてついてくるという感覚がまるでつかめない。
よく一人でキャリアカーに載せたな。と思いませんか。

全体に足回りの腐食もかなり進んでます。
今回はリヤ足回りを可能な限り中古部品に交換させていただきました。
車検の時にお客様にお勧めすることの多いシャシペイントですが
車検の仕上がりを良くするためだけのものじゃないんですよね。
文字通り防錆塗装ですから、シャシペイントにはしっかり意味があります。
融雪剤の散布が多い地域にお住いのお客様ばかりでなく
予防整備という意味で新車一回目の車検から防錆塗装をご検討いただけると幸いです。
ご入庫ありがとうございました。

 

 

整備ネタいろいろ。

工場を徘徊して集めた自動車整備ネタをご紹介いたします。
レクサスLSのエンジンルームに何かを突っ込むの図です。

いわゆる見えないところを見る道具なのですが、内視鏡みたいなものでしょうか。
ボルトの位置を確認したり、オイル漏れ、水漏れを確認したり。
スマホに画像を映し出すらしいのですが、こういう道具があること自体知りませんでした。
内視鏡みたいなものでしょうか。

作業はレクサスLSのロッカーカバーガスケットやVVTバルブの交換です。

ご入庫ありがとうございました。
続いて三菱ローザ(マイクロバス)
のリヤブレーキ修理です。
最近のバストラック関係はリヤブレーキにもディスクブレーキが採用されているケースが結構あります。
高級なイメージディスクブレーキですが、制動力そのものは従来のドラムブレーキと変わらないといわれています。
変わるのは放熱性(フェードしにくさ)と微妙な踏み加減で制動力のコントロールのしやすさ。
だから乗客を運ぶバスにはディスクブレーキの採用が多いのかなと思います。


そのディスクブレーキもこうなってしまっては危険極まりない。
ブレーキパッドを使い切ってなお制動をかけるとブレーキパッドのベースプレートでブレーキディスクを攻撃しちゃいます。
ので、ブレーキディスクを激しくスクラッチしちゃいます。

修理となると、やることは単純にブレーキディスク、パッドの交換、キャリパーのオーバーホールなのですが
ディスクの取り外しにはホイールの取り付け部分(ハブ)の分解が必要になります。

↑ハブについてるABSの車速検出用のスリット(溝)です。

続いてはエスティマのエンジン交換の図
ではありません。実際に不具合を起こしているのはオートマミッションです。

いわゆる重整備というやつです。
手順としてはエンジンとミッションがくっついたままサスペンションメンバーごと取り外し
続いてエンジンとミッションを分離してミッションを交換するという手順になります。

単体になったエンジンて、妙に生き物感があるというか、文字通り心臓部という言い方がぴったりだと思いませんか。
有機物というか、生々しいというか。

だから、メカニックのことをカードクターと呼んでもいいんじゃないかと思ったりします。
今回の手術の執刀医は工場長のドクターW。
もちろん失敗なんかしませんよ。

どーですか?今回もアカデミックな?内容でお送りさせていただきました。
ライトな内容からアカデミックな内容まで適当にアップしていきますのでまたご覧いただけると嬉しいです。

しょーもないお話です。

たまにこういうお車がご入庫するから車屋さんは楽しいよ。

当社の昭和レトロな洗車場とはおよそ不釣り合いなこのお車の名前はLC。
車検でご入庫のレクサスLCです。
あまりのインパクトに思わず記事にしてしまいました。

ため息が出るほど・・・・・・
というセリフはよく聞きますが、車を見てほんとにため息をついたのは私はこの車が初めてです。
LC(ラグジュアリークーペ)という名前ですが
もちろんかっこよくて高級なのですが、アバンギャルドだなあというのが正直な感想です。
いろんな意味でぶっ飛んでる。
間違いなく目立ちますが、決していわゆる悪目立ちではない。
羨望という言葉がぴったりのお車です。
スペック、お値段その他はググってください。
欲しいか?と聞かれれば(買えるかどうかはべつとして)
欲しいです。
ただね、自分がこのLCのコックピットに収まってこの車を運転している姿が
どーしても想像できないですよ。どーしても。

もしLCを手に入れたら、どこに行きますか?
いや、私はいつも行ってるヨークベニマルに行きます(笑)

以上、かなりしょーもないお話でした。
ご入庫ありがとうございました。

おもしろ整備ネタをご紹介。(動画あり)

ご興味のある方には結構面白い整備ネタを集めてみました。
興味がなくても相馬自動車商工はこんなことをやってるんだと思いながら見ていただけると嬉しいです。

完成検査中のプリウスなのですが、違和感、感じませんでしょうか。
わかりますかね?クルマの目の色にご注目。
右(運転席側)→正常。左(助手席側)→異常。
右→明るい 左→暗い、
右→白 左→オレンジ

右目(正常)

左目(異常)
実はこれ、切れかけたHID バルブの色なんですよ。
切れかけというのが実はミソでして、以前のハロゲンバルブは切れかけっていうのはなかったと思います。
いわば点いてるか、消えてるかだったのですが、
15年ほど前(もっと前か)から車のヘッドライトに採用され始めたHIDバルブには切れかけた状態というのが存在するんですね。
ただ、この状態ではもはや光度が足りなくて車検は通りません。
問題は、HIDバルブは結構高額です。ハロゲンバルブに比べると5-6倍の価格差があります。
寿命も長いが価格も高い。
この辺は消耗部品の常でして、高額な装置は補修部品も高いんです。こういうこともあるのか。って感じで頭の片隅でも入れといて
いただければ幸いです。
つづいて
ハイエース車いす移動車の前側の固定装置がかからないという故障の修理です。
いわゆる何をやってもワイヤーのたるみが解消されない状態でして
これでは固定装置を使えません。
ワイヤー本体、巻き取りのゼンマイなどを交換してみたのですが、一向に減少が解消されない。

固定装置全て取り外しましたよ。

↑余談ですが固定装置全体はフロアから木製の合板をつかってかさ上げ(?)されてるんですね。びっくり。
で、原因がわかりましたよ。

巻き取りゼンマイを固定するプレートの中心の穴。がセンターからずれてます。
用は使っているうちにセンターの穴が大きくなって隙間ができちゃったんですね。
固定用ワイヤーが動く距離は実際にはいくらでもありませんので、
これだけの隙間ができるとそれが遊びになって固定用ワイヤーのゆるみを作ってしまっていたのですね。

わかってしまえば納得できる故障ではあるのですがここにたどり着くまでにメカニックのY氏は
疑問符が三つくらい頭に浮かんでましたよ。
続いてはブレーキがきかない。
という故障でご入庫のシエンタ。

ブレーキパッドが消耗してブレーキが効かないとかいうのは実は末期症状でして、
ブレーキパッドにブレーキを踏む力が伝わらなくできかないという故障の方が多いです。
この故障とかはまさにその通り。

ブレーキマスターシリンダーの液漏れが故障原因なのですが、漏れたブレーキ液が見当たりません。
見当たらないということは、見えない場所に漏れてるということで、実は倍力装置であるマスターバックの中にブレーキ液が漏れてました。

マスターバックとマスターシリンダーを切り離すとマスターバックの中はブレーキ液でひたひたです。


結局ブレーキマスターシリンダーとマスターバックの両方を交換したのですが、
けっこう危険なこの故障を未然に防げなかったのか。
ブレーキパッドやブレーキシューが減ってもブレーキ液面が下がります。
しかし言ってみればそれはブレーキの減り具合に応じて徐々に下がるのであって、急激に液面が下がったななんて時は
こういう故障かもしれません。
以上、今回はちょっと興味深い故障事例をご紹介しました。
次回をお楽しみに!

完成検査料金改定のお知らせ

いつも相馬自動車商工をご利用いただきありがとうございます。
令和6年10月1日より継続検査時の完成検査料金(保安確認検査料金)
を現行の9,000円から11,000円(いずれも消費税別)に改定させていただきます。
車検のご案内などで旧料金をご案内しているお客様には
ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

けっこうエグめの自動車整備ネタ

こういう整備はなかなかないんじゃないかというちょっとエグめの整備ネタをご紹介します。

トヨタの高級ミニバンヴェルファイア。走行距離はまだ8万キロくらいです。
エンジン始動しないということでレッカーでご入庫されました。
新規のお客様ですので整備履歴が全くありません。
はじめはスターターモーターか燃料ポンプのトラブル、8万キロくらいでよくあるやつかなくらいに考えておりました。
で、開けてみてびっくり

なんですか。これ。
配線が燃えている。ていうか溶けてます。スターターのターミナルや配線を溶かしてしまっているので当然エンジン始動しません。
あと、周りの金属パーツの腐食もエグい。

実はこれ、バッテリー液が漏れだしたことによる腐食です。
ご存じの方も多いと思いますがバッテリー液というのは硫酸です。
万一ふき出したり漏れだしたりということがあればこういうことが待っているわけです。
はっきり言って大変危険な状態です。
バッテリー液が噴出した原因は?ということでオルタネーターのレギュレーター部分の故障による過充電なども
疑ったのですが、結果バッテリー本体の不良という線に落ち着きました。
中古部品から配線を流用、当然スターターモーターとバッテリーは新品交換。
で、何とか修理完了いたしました。
実はディーラーで点検を受けた時に”バッテリー液が漏れている”と言われていたそう。
その時に対処していればとちょっと悔やまれるトラブルです。
がなんにしても車両火災などの重大事故にならなくてよかったです。
ご入庫ありがとうございました。
つづいては

ホンダバモスの鈑金修理。ではなく雨漏れ修理の模様です。
運転席足元がびしゃびしゃになる。ということでエアコンのドレンホースの詰まりかフロントガラスの接着不良を疑いたく
なるのですが、そのどちらでもありません。
どこから漏れてるのかわからない雨漏れは、もう完全にゴム類とかガラスの接着面とかからではないケースがほぼほぼで
結局このように雨漏れ個所を目視できるまで車を骨組みだけにする作業がひつようになります。

車のパネルはスポット溶接で組み立てられていて、その継ぎ目には弾力性のあるシーラーで目止めされているのが一般的です。
で、長い年月の間にはシーラーがひび割れを起こして少しずつ浸水。
まさにこのバモスの場合はそれでした。
ご入庫ありがとうございました。
ということで今回はわりとショッキングな画像のオンパレードだったような気がしますが
気分悪くなった方、いませんか?
これからもこういう好奇心を刺激するようなアカデミックなネタを掲載してまいりますので
どうぞまた見てくださいませ。

やってます。

実は昨日から相馬自動車商工は盛んに営業しております。
ちなみに昨日は部品屋さんもお休み中のところが多いのでほんとに
ゆるく営業していたのですが、こんな整備を行いました。

エンジン不調、チェックランプが点灯したBMW1シリーズが入庫しました。
テスターで診断の結果点火系統の不調の判明しました。
部品価格を調べて来週のお見積連絡となります。

続いて100系ハイエースの車いす移動車。
リフトのフラップ部分がゆっくりと開閉してくれない。とのこと。
正常なフラップはリフトが下に降りるとゆっくりと開くのですが
それをつかさどっているのがこのチェーンとモーターによる駆動

当社の福祉車両担当Yメカが一発で原因究明しましたよ。

この穴にはまるロールピンという小さいピンが欠損してしまいました。
この状態だと開くときは勢いにまかせてパタンと。
閉めるときは、手動で(笑)ということになってしまいます。
モーターが動いてもチェーンを引いてこれない。

これがロールピン。
この部品は在庫がありますのでその場で修理完了しました。
という感じで本日8月17日も午後五時まで盛んに営業しております。
行きつけのお店がまだお盆休みで・・・・・・なんていうお客様はぜひご連絡ご来店ください。
なにかお力になれるかもしれませんよ。

OBD点検やってみた。

今年10月よりOBD検査の本格運用が始まります。
これは電子装置(自動ブレーキやオートクルーズコントロールなど)の
機能検査を車検時に義務付けるものです。
国産車は令和3年以降の新型車、輸入車は令和4年以降の新型車がOBD検査の対象となります
(ご自身の車が対象になっているかどうかは車検証の備考欄に記載があります)
車両のコンピュータと国土交通省の検査用サーバーを接続し、車両にトラブルが発生していないか
の検査を行います。
相馬自動車商工でも来るべきOBD検査に備えてOBD検査(プレ運用中なので正確にはOBD点検)を
やってみましたよ。

記念すべきOBD検査第一号はトヨタRAV4ハイブリッド。
令和4年以降の新型車なのかは微妙なのですが、新しそうな車ということでお勉強させていただくつもりで検査用スキャンツール
を接続しました。

最近のお車はOBDの接続端子の場所も統一されてきた感があります。
運転席の足元を探せば大体見つかります。
デンソー製のVCI(検査用スキャンツール)を接続。

アプリを立ち上げて検査開始。

待つこと10秒くらいでしょうか。

適合との判定が。
まあ、適合は当たり前として、システムがうまく動いてくれたことと自分でOBD検査を滞りなく
出来たことにほっとしましたよ。
なお、本番のOBD検査ではこの検査記録は国交省のサーバーに保存されますので不正はできない仕組みです。

検査記録をプリントアウトすることも可能。
はっきり言って検査そのものは半自動。難しいことは何もありません。
それよりもここに至るまでの段取りというかスキャンツールの購入やらアプリのインストールやら
電子証明書の取得やら、利用者登録やらなんちゃらかんちゃらがめんどくさかった!
習うより慣れろ。と言いますからね。
新しいお車にお乗りのお客様もよろしければ相馬自動車商工での車検ご入庫をご検討くださいませ。

自動車整備ネタいろいろ

大型車のボールジョイントブーツ交換の模様です

ダブルキャブのキャビンはけっこう重い。
こいつを持ち上げて

タイロッドエンドとドラッグリンクのボールジョイントブーツを
交換しております。
小さい部品ですが大きな役目をしております。
しっかり車検点検の項目にも入ってます。
ドラッグリンクもタイロッドエンドもジョイントブーツは同じ部品が使われてました。

取り外しはある種力わざ。
ナックルの端っこ。この部分をハンマーでガンガンはたいて衝撃でジョイントを取り外します。
歴史と伝統のちからわざです。
専用工具もないことはないのですが、慣れた人に言わせるとちからわざの方が早いそうです。
続いては、相馬自動車商工らしくVOXY福祉車両の車いすウインチの故障修理です。


助手席についてるチャイルドシートの紐?がウインチにかみ込んでます。
このかみ込んだ紐をていねいに取り除いて修理完了。

最後。
最近おなじみになった大型車のエアコンリフレッシュ。
貨物も商用車もエアコン装備は当然の時代。ていうか運転してる時間の長い商用車のほうが
エアコンは重要かもしれません。
大型車でも軽自動車でもエアコンリフレッシュは税込11,000円。
エアコンの予防整備と言ったら、これ一択。
車検や定期点検と同時にお申し付けいただくのがよろしいのではないでしょうか。