ポルシェ911のクラッチ交換

輸入車の故障診断にも力を入れている相馬自動車商工ですが
電子制御回路の故障診断ばかりでなく力仕事もやります。
今回は30年近く前のポルシェ911のクラッチを交換しました。

わたしあまりポルシェには詳しくないのですがリヤエンジンの911。
ぱっと見にもエンジン、トランスミッションをそっくり取り外さないとクラッチに
アクセスできなそうなのはわかります。
今回の執刀は相馬自動車商工のレジェンドドクター。
還暦過ぎてもばりばりの現役。渡邉ドクターです。

で、例によって気づいた時にはエンジンミッションくっついたまま、下りてました。

ブログ的にはおいしくないですが、

肝心のクラッチは?


変わった形のクラッチ板ですがフェーシングの部分を見ると、しっかり減ってます。
リベットの頭が出そうです。

航空機のエンジンみたいなクラッチカバー。これも一緒に交換。
というより、はじめからクラッチキットとしてカバー、クラッチ板、ベアリングがセットで部品設定されています。
それにしてもクラッチキットのお値段は乗用車としてはかなり高価な部類だと思います。
オーナー様はこの911を新古車として購入後30年近く乗り続けています。
正直売っちゃおうかと思ったこともあるみたいですが、
こうして元気になった911でばりばり走りまわれば、もうそんな気はなくなっちゃうんじゃないでしょうか。
ご入庫ありがとうございました。
相馬自動車商工では軽自動車からバスまで、国産でも輸入車でも整備を承ります。
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