ミツビシキャンタークラッチ交換

タイトル的にはただのクラッチ交換なのですが、
なぜこんなことになったのか、逆に教えていただきたい。
というような修理事例です。
まず、ばらばらになったクラッチ板。
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ていうか、クラッチ板、無いよ。
クラッチ板のまん中にある丸いもの(ダンパースプリングとか)があるだけ。
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元クラッチのフェーシングだったらしき毛羽立った物体があちこちに張り付いております。
これだけでも十分不気味な光景ではありますが、極めつけはこれ。
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見えますか?ていうか、アルミのハウジングに穴が開いてるんですけど・・・・・・。
なぜこうなってしまったのか?
結局わかりませんでした。
憶測ですが、高速で回転するクラッチ板がばらばらになった挙句に
レリーズベアリングがハウジングを突き破ったとか?
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ハウジング、レリーズベアリング、レリーズシリンダー、フライホイール、クラッチ板その他を
交換いたしました。
それにしても、エンジンが足を出す
(コンロッドがシリンダーブロックを突き破ってばらばらに壊れること)
とは聞いたことがありますが、
この場合何が出たのでしょうか?
一つ言えることは、クラッチは滑り始めるとたちまち走行不能におちいります。
”もうちょっと走っとこう”は、もっとも危険です。
キャンターのような中型の貨物車ともなりますと当社のキャリアカーでは積載も不可能です。
ばらばらになるまでクラッチを壊すと、このような2次災害(?)を引き起こしかねません。
くれぐれも無理は禁物です。
わたしたちも勉強になりました。