ちょっと大きめなおクルマもおまかせください。
福祉車両や乗用車ばかりじゃない!
相馬自動車商工はこんなおクルマの修理もやりますよ。
ミツビシキャンターの2トントラックの修理です。
今回は路上で走らなくなりレッカー搬送されました。
当社の整備工場の一番奥側に鎮座する大型用リフト。
片側約3トンの揚力をもつツインエースリフト。
後輪側は移動式になっており、車のアクスルの位置に合わせてセットします。
で、2枚目の写真にありますように今回このおクルマが走らなくなった理由はクラッチ。
クラッチが減ったから。というのもありますが
”ギヤが入らなくなった”というドライバーさんの証言から、クラッチレリーズを疑います。
で、”どちらにしても下ろしてみるか”ということで、トランスミッションを取り外します。
で、まあ予想は付いていたとはいえ直接の不具合はクラッチレリーズ。
油圧によりレリーズベアリングを押しだしたり戻したりしてクラッチの断続を行う部品なのですが、
長年のご使用によりオイル漏れをおこしていました。
↑新品を組みつけたところ。右側に見えるのがクラッチフルード(中身はブレーキフルードと同じものです)
が流れ込む油圧ホースです。
クラッチ板に刻まれた溝がだいぶ浅くなってます。
まあ、タイヤみたいなもので、使えばクラッチ板も減りますよね。
こういうクルマのサイドブレーキはここにあります。
通称センターブレーキと言いまして、タイヤそのものではなくプロペラシャフトを固定して
停車中のクルマが転がらないようにしています。
今回センターブレーキのライニングも同時交換させていただきました。
というわけで、相当時間かかるなと思った今回の修理ですが、当社レジェンドWメカの技術により
わずか4日で現場復帰。
稼ぎに直結する配送用のトラックをいち早く修理完成することができて良かったです。
福祉車両、輸入車整備、一般の車検点検、事故修理その他ちょっと大きめなおクルマでも、お車のことでしたら
何でもご相談に乗りますよ。
お困りごとがございましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。