先進安全車のカメラ機能調整など
●2023.06.03
↑上の二つの画像は何かの儀式を表しているのでしょうか。
いや、もちろん違います。
儀式というのかわからないですが
ダイハツウエイクに搭載されたパノラマモニターのカメラ機能を調整しているの図です。
カメラコントローラーを交換したので最終調整としてこのターゲットを利用してカメラ位置の調整を行います。
ではこれは?
これも黒い工具箱に取り付けたターゲットを利用してキャストのスマートアシストⅡに搭載された
レーザーレーダーの一調整を行っているところです。
ダイハツの先進安全技術スマートアシストはスマートアシスト1,2,3と進化して
最新の次世代型スマートアシストに進化してきました。
このキャストに搭載されたスマートアシストⅡはフロントガラスに取り付けられた単眼カメラと
バンパーに取り付けられたレーザーレーダーによって前方車両や歩行者を検知します。
バンパーを取り外すとこのレーザーレーダーの位置が微妙にずれちゃうため
エーミングと呼ばれるカメラやレーザーレーダーの一調整が必要となります。
作業は車両中心を正確に測定して決められた位置にターゲットを設置
これで終わりです。ていうか、ここまでがこの作業のキモであります。
あとは診断機を見ながら補正値を入力していきます。
このキャストもバンパー交換を行ったためこのエーミングが必要となりました。
ご自分でバンパーの脱着とかしちゃう方、いらっしゃると思うのですが
こういった先進安全車はここまでやって修理完成ですから。
もし相馬自動車商工でお役に立てることがあれば遠慮なくお問い合わせ下さいませ。