整備ネタいろいろ。

工場を徘徊して集めた自動車整備ネタをご紹介いたします。
レクサスLSのエンジンルームに何かを突っ込むの図です。

いわゆる見えないところを見る道具なのですが、内視鏡みたいなものでしょうか。
ボルトの位置を確認したり、オイル漏れ、水漏れを確認したり。
スマホに画像を映し出すらしいのですが、こういう道具があること自体知りませんでした。
内視鏡みたいなものでしょうか。

作業はレクサスLSのロッカーカバーガスケットやVVTバルブの交換です。

ご入庫ありがとうございました。
続いて三菱ローザ(マイクロバス)
のリヤブレーキ修理です。
最近のバストラック関係はリヤブレーキにもディスクブレーキが採用されているケースが結構あります。
高級なイメージディスクブレーキですが、制動力そのものは従来のドラムブレーキと変わらないといわれています。
変わるのは放熱性(フェードしにくさ)と微妙な踏み加減で制動力のコントロールのしやすさ。
だから乗客を運ぶバスにはディスクブレーキの採用が多いのかなと思います。


そのディスクブレーキもこうなってしまっては危険極まりない。
ブレーキパッドを使い切ってなお制動をかけるとブレーキパッドのベースプレートでブレーキディスクを攻撃しちゃいます。
ので、ブレーキディスクを激しくスクラッチしちゃいます。

修理となると、やることは単純にブレーキディスク、パッドの交換、キャリパーのオーバーホールなのですが
ディスクの取り外しにはホイールの取り付け部分(ハブ)の分解が必要になります。

↑ハブについてるABSの車速検出用のスリット(溝)です。

続いてはエスティマのエンジン交換の図
ではありません。実際に不具合を起こしているのはオートマミッションです。

いわゆる重整備というやつです。
手順としてはエンジンとミッションがくっついたままサスペンションメンバーごと取り外し
続いてエンジンとミッションを分離してミッションを交換するという手順になります。

単体になったエンジンて、妙に生き物感があるというか、文字通り心臓部という言い方がぴったりだと思いませんか。
有機物というか、生々しいというか。

だから、メカニックのことをカードクターと呼んでもいいんじゃないかと思ったりします。
今回の手術の執刀医は工場長のドクターW。
もちろん失敗なんかしませんよ。

どーですか?今回もアカデミックな?内容でお送りさせていただきました。
ライトな内容からアカデミックな内容まで適当にアップしていきますのでまたご覧いただけると嬉しいです。