ニッサンNV350キャラバン福祉タクシー作製

ニッサンNV350キャラバンの車いす移動車をお買い上げいただきました。
が、お話はここで終わりません。
日本福祉車両協会やふくしるのネットワークを総動員して中古でお探ししてきたこのおクルマ、
これからかなり専門的な追加装備をほどこして福祉タクシーとして生まれ変わります。
追加装備まえのお姿がこちら

ごくごく一般的なNV350の車いす移動車です。
が、買うと高額なストレッチャーがこのクルマには付属しています。
こういうところが中古車を選ぶメリットだったりしますし、今は何より納期の問題もありますので
いつ納車になるかわからない新車に対して”見て買える”中古車には大きなアドバンテージがありますよね。
で、ここからが本題。
このNV350に追加装備をほどこして福祉タクシーに生まれ変わらせるための改造が始まります。
お客様のオーダーはこちら
〇点滴フックの追加
〇酸素ボンベホルダーの追加
〇換気扇の追加
〇窓にカーテン追加。間仕切りにもカーテン追加。
もちろん車ですからこの状態で車検が通るようにしないといけません。
うーん。と悩んだ末に、こうなりました。


あまりに後付け感がないので迫力がないですが、まるで違和感なく取付できました。
ルーフに見えるのが点滴フック、換気扇
サイド(壁側)にカーテン、酸素ボンベホルダーです。

↓ルーフに突き出た煙突みたいなのが換気扇です。

そして、

ナンバーにモザイクかけさせていただきましたが、ナンバープレートは営業ナンバーを取得。
はれて福祉タクシー(事業用)となって生まれ変わりました。
運輸支局で持ち込み登録を行ったのですがすべての検査が終了し、あたらしい車検証が
できた時はほっとしましたね。
実はこの後サイドストライプを入れてより福祉タクシーらしく仕上げる予定です。
お買い上げありがとうございました。
このたびの福祉タクシー製作を通じてこちらも色々勉強させていただきました。
福祉車両でお困りのことがございましたらまずはご相談ください。
お客様のお役に立てるように全力を尽くします。