最近の福祉車両の整備をご紹介。

キャラバン福祉車両の車いす固定装置がたびたび動かなくなる。とのご依頼を受けての整備をレポートいたします。

持ち込まれたときこの車のドライバーさんは。ヒューズ切れでしよ?とおっしゃっておりました。

まぁヒューズ切れに間違いはないのですが、ヒューズが切れるのには原因があるわけで…。ヒューズ交換で、ハイ直りました!というわけにもいきません。

まして福祉車両の場合ご利用者様を乗せてるときに不具合発生ということになると介護や送迎のスタッフさんにも相当不安とご迷惑をかけることになります。

ということです今回はいわゆるやっつけ仕事ではなく、ヒューズ切れの根本原因を探ります。

 

サーキットテスタや配線図を片手に配線を追っていく地道な作業。

日本福祉車両協会認定工場の相馬自動車商工にはすぐにマニュアルを取り寄せる環境が整っています。

で、発見しました!

この型のキャラバンの場合配線がリフトの動きに沿って動く距離が長いような気がするんですよね。配線の経年劣化もあいまって、配線トラブルは結構目にします。

配線トラブルを事前に発見するのはなかなか大変です。ヒューズ切れイコールどこかで電気的トラブルがあるということです。

じっくり、そして一回で完治する修理を心がけてまいります。

福祉車両の整備でお困りのお客様、どうぞお気軽にお声掛けくださいませ。

福祉車両の代車もありますよ。