相馬自動車商工の古いアルバムより。

本日私も不要不急の外出を控えて家にこもっております。
本日は新しいネタではなく、機会を見つけてアップしようと思っていた記事を書きますね。
最新情報というよりは暇つぶしにご覧ください。

いつごろの写真かはわかりませんが、もしかすると昭和40年代かも。当社のサービスカーなつかしのサニートラックです。
”車検8時間”というのは早い話が1日車検のことをアピールしてます。
今では8時間どころか45分とか30分とか超短時間車検をアピールする事業所も増えてまいりました。
当時指定工場(民間車検場)を取得したのをきっかけにこの”車検8時間”をはじめたみたいですが、お車のお引取りから車検整備、完成検査、ご納車までを8時間で完了させるというのはそれなりにインパクトがあったらしいです。
スパナを持ったサービスマンのキャラクター、名前があったのか知りませんが、今の当社のキャラクター
スパナをくわえたハムスターと通じるものがないでしょうか?

↑ちなみにこの子の名前は”なおまくん”一般には公表してませんがちゃんと名前はあるのですよ(笑)


↑つい3年位前まで現役だった洗車リフトです。
下回り洗車されている車は、何ですかね。コロナマーク2のようにもケンメリスカイラインクーペのようにも
みえますけど。とにかくその時代の写真です。
当時はこれがあたりまえだったのでしょうけど、現在のドライブオンタイプの洗車リフトに慣れた身には
ちょっと使いにくいかな。ちなみにトラック関係の下回り洗車用でしたらこのリフトは無敵でした。

下回りすっきり。
現在の下回り洗車用リフトです。ただしトラック用としては向きません。
これでトラックの下回りを洗うときにはちょっとした裏技が必要。

いまでも一生懸命お車を販売しているつもりではありますが、
昭和50年代でしょうか。
ずらっと並んだ日産バイオレット(知ってますか?)の軍団は
全部まとめて当社でご購入いただいたそうです。
そのときのスナップがこちらです。10台くらいあるでしょうか。
当時は相馬自動車商工リース部というものが存在して、実際に自社で企画したメンテ付きリースを販売していました。
ちなみに当時は日産の販売協力店をやっておりまして、昔からのお客様は今でも”日産車の相馬自動車商工”というイメージをお持ちみたいです。

昭和50年代後半と思います。
”マーチ”と書いたタペストリーが飾られてますが、これはまさしく日産から初めてマーチという車が
発売されたときのものだと思います。
コカコーラの販売機はなんとビン用なのにも注目。
ちなみにマーチという車名は公募で決められたことを覚えていらっしゃる方はいますか?
採用されたらこの車(マーチ)がもらえるという。
実は当時高校生だった私は”日産デュエット”という名前でこのキャンペーンに応募したのですよ。
(事実です。)
絶対に採用されるという意味のない自信があったのですが、見事に不採用。
あとあとになって平成10年ころトヨタからデュエットという車が発売されましたが、妙に恥ずかしかったです。
もう時効でしょうから掲載しちゃいますが、当時の事故写真。
(保険事故のとき損害調査用に撮る写真)
今でも旧車雑誌によく出てくるたて目グロリアです。
しかしナンバーを良く見ると”栃4”。
そうです、グロリアバンなんですね、この車。
となりに見えてるケースに入ったコーラのあきびんと、後ろに写っているブリヂストンのサービスカー
(パブリカバンでしょうか)
も、なんかもう涙がるくらい”当時”です。
このレベルになると懐かしいとかそういう記憶はさすがにないですね。

最後にこの写真がほんとに究極の一枚だとおもいます。
建設中の相馬自動車商工を写した一枚です。
実はこの工場を建設する前から相馬自動車商工は木造工場と砂利駐車場として存在し、住み込みの従業員が3人くらいいたみたいなのですが、こうなるともう”三丁目の夕日”の世界でありまして、
私なんぞは形にもなってなかった時代です。
でもって、だっこされてるのが現社長(笑)。だっこしてるのは会長。ではなく会長のお父さん
私のおじいちゃんです。
子供だっこしてカメラ向けられていてもタバコは放さない。時代だったとしか言いようがありませんが
とにかくヘビースモーカーだったのはよく覚えてます。

ということで、相馬自動車商工の長い歴史をちょっとだけ振り返ってみました。
写真は会長が引退するときに無造作にそれこそ”ほらよ”っていうかんじで手渡されたものです。
すごく個人的にですが、昔は良かったけど、今もすっごく良いと思っているし、
私には明るい未来しか見えてません。と宣言しておきます。
今後も相馬自動車商工をどうぞよろしくお願いいたします。
明日は通常とおり営業しますよ!