整備ネタいろいろ
ではさっそく
リフトアップされているのはレガシィのマニュアル車
クラッチ交換でのご入庫です。
オートマ天国の日本ではクラッチ交換自体がややレアな整備になってしまいましたが
若いメカニックの技術を磨く機会としてもたまにはやりたいクラッチ交換。
今回なかなか手ごわいスバル4WDのクラッチ交換を執刀するのは若手のYメカ。
ミッションを取り外してエンジンのおしり側を見るの図です。
これからクラッチカバー、クラッチ板、レリーズベアリング(いわゆるクラッチ3点)を交換します。
取り外したレガシィのミッション
クラッチ交換には必ずドラマがあります。
今回はなんとクラッチレリーズシリンダーの棒?がレリーズフォークを突き破っております。
世間的には珍しくないんでしょうか。
私は初めてこの現象にお目にかかりました。
レリーズベアリングがメーンシャフト上をスムースに動けなかったのでしょうか。これだと
半クラッチ状態から完全にクラッチをつなぐことも切り離すこともできずにクラッチ摩耗の原因になりますよね。
けっこうな難作業でしたがYメカはしっかりとやり遂げましたよ。
ご入庫ありがとうございました。
続いてはマツダCX-5のキャパシター交換の図です。
マツダのエネルギー回生システムi-ELOOP用の蓄電池(キャパシター)を交換します。
キャパシターはフロント右下あたりについてます
これがキャパシター。
スズキのエネチャージとかも狙いはいっしょ。
特にドラマチックなこともなく交換終了。チェックランプも消えました。
こういったライトな整備ネタも掲載しますよ。ということで
次
ビジュアル的におもろいなと思ったので写真を撮りました。
メカニックY氏2台同時にヘッドライトリフレッシュに挑戦。の図です。
同線を短く、効率よくとか言いますが、これ、よく考えたよなあ。
工夫次第では3台同時も可能じゃね?
ということで今回はヘビー級、ライト級とりまぜ整備ネタをお送りいたしました。
みなさまご入庫ありがとうございました。
これからも工場をさまよって絵になる整備ネタを探してまいります。
お楽しみに。