トルコン太郎のイメージビデオ。

当社の主力機器のトルコン太郎。
圧送方式で過走行のお車でもオートマオイル交換オッケー。
とか言ってもなかなかイメージしづらいと思いますので
実際の作業を撮影してまいりました。
面白がって動画でアップしますので”あ、こういうことね”とか
圧送方式によるオートマCVTオイル交換をイメージしていただけたら嬉しいです。
トルコン太郎によるオートマオイル交換をご希望のお客様、
説明だけでも聞いてみたいお客様、
お見積ご希望のお客様、どうぞお気軽にお問い合わせください。

整備スタッフ募集中!!(動画あり)

相馬自動車商工では整備スタッフを募集しております。
整備士の資格はなくてもOK。
資格取得を全面的にバックアップさせていただきます。
車が好きな方のお問い合わせをお待ちしております。
会社見学だけでも歓迎しますよ。お気軽にお問い合わせください。

工場を徘徊して集めた整備ネタをご紹介

相馬自動車商工のひろーいメンテナンス工場を徘徊して拾い集めた自動車整備ネタを
ご披露いたします。
その一
つら
こういう絵が欲しかったわけですよ。
回転するグラインダー、飛び散る火花。ギャー!すさまじい音。
最近の電子整備も良いですけど、絵的には自動車整備はこうでなくちゃ。
というわけで、ジムニーのリヤシャフトベアリングを交換中の絵です。
シャフトに圧入してあるベアリングを交換するためにカラーとよばれる位置決め用の部品を
サンダーで切り落とします。
この火花は。まさにそれ。執刀医は当社のレジェンドWメカ。
作業自体は慣れたものなのですけど、この作業ができるようにするまでにはリヤブレーキの分解とか
いろいろやることがありますよ。
それも撮影しておけばよかったですね。ご入庫ありがとうございました。


VOXYです。今回はCVTオイル交換でのご入庫です。
段取り八部というか、トルコン太郎でのCVTフルード交換を希望されるお客様は
過走行(10万キロ以上無交換)のお客様、中古で買ったので前回の交換時期が不明のお客様
が多いです。ということで、CVTフルードの交換と同時にCVTオイルパンを開けてオイルストレーナーを交換します。

トヨタ純正CVTフルードと互換性のアイシン製のCVTフルードを使用。



と、ここまで書いてきて気づいた。
トルコン太郎様が写っている写真を撮り忘れました。
ので別な時に撮っておいたトルコン太郎の写真を貼っておきます。

圧送方式でCVTフルードを交換しますので過走行のお車でもCVTにダメージを与えることなく
フルード交換が可能です。
が、やってみてわかった。
けっこう対応車種が限られますので(アダプターが合わなかったりする場合あり)
一度ご来店いただいてご相談いただきたいです。
お見積もさせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

濃厚な整備ネタをひとつ。

ヤッてますよ。

やってます。
何を?
ヒントはそうですね、エンジンの”ある部品”を交換するためにここまで分解した。ということでしょうか。
カムシャフト、カムチェーン。カムチェーンガイド、カムギヤ、ヘッドボルト・・・・・・。
なんか昭和のメカ好きには刺さる単語が並びます。
しかし、バルブ、ラッシュアジャスター・・・・・・なんて言う単語は出てきません。

もうちょっと引いた画像だとわかりやすいかも。
写ってないですか?右のほうに。

答えはこれ。
この薄っぺらい板みたいな部品を交換するためにここまで分解しました。

あの板を外すと4気筒なので4つのシリンダーとピストンがこんにちわしてくれます。
シリンダーの周りをぐるっと一周してる溝がウオータージャケット。冷却水の水路ですね。
もうお分かりかと思いますが、今回の修理の目的はオイル漏れの原因となっているあの板みたいな部品=シリンダーヘッドガスケットを交換することです。

だから取り外したシリンダーヘッドには手を付けません。バルブ周りはそのままというわけです。
一昔前は高性能エンジンの代名詞ということで”ツインカム”という言葉をよく聞いたのですが、
文字通りカムシャフトが2本(ツイン)ありますよ。という意味です。
この日産HR15型エンジンは一つの気筒に吸気側2本、排気側2本のバルブ(弁)がついてますので
4バルブ。と呼ばれてます。(現代では吸気弁を3本にした5バルブも当たり前の仕様ですけどね)
エンジンそのものもユニット部品化しつつある今日この頃ではこんな修理もあまり見かけませんけど
相馬自動車商工には職人がいるんですよ。職人が。
あれよあれよという間にこんな状態になっておりました。
さらに早くも本日は組み上げてのエンジン始動に成功。私からすると早すぎる!
普段販売車両や福祉車両のご紹介をさせていただいているこのコーナーですが、
たまには胸やけするようなガッツリ系の修理ネタを味わってくださいませ。
軽ーいメンテナンスから濃厚?な重整備まで
お車の困ったを解決させていただきます。相馬自動車商工をよろしくね。

あ。興奮してお伝えするのを忘れてましたが、このお車は平成18年式日産ウイングロードでした。

 

福祉車両の修理で避けて通れないこと。その5

左側スライドドアとクオーターパネルの交換でお預かりしたハイエース車いすリフト車の修理が完了いたしました。

前回パネルの交換と塗装を終了して相馬自動車商工に戻ってきたハイエース。
新しいパネルと塗装で張りのあるボディを取り戻しました。が、中はまだこんな具合です。

むき出しの床と中身が見えてるクオーターパネル内側。これじゃダメじゃん。

というわけで、そそくさと。

手際よく。

リフトアーム、油圧ポンプユニット、シリンダーを元に戻していきます。
プラットホーム(リフト架台)を取り付けるところまでくればあと一息。

プラットホームの取り付けは慣れたもの。
車いすリフトの点検でお預かりしたお車は、必ずプラットホームを脱着してスライドローラーの割れなどをチェックしています。

完成しました。

もちろんボディもつるピカの状態を取り戻しました。
ちなみにご入庫時はこんな感じでした↓

車いすリフトは組み付け後当社所有の車いすに実際に人間をのせて、それをリフトにのせて固定装置とリフトの昇降もすべて
動作確認をしております。
ということでおよそ1か月に及ぶ長い旅が終了しました。
鈑金塗装の整備レポートは珍しいのですが、なかなかダイナミックですよね。
正直これを書いているわたくしもなかなかに興味深かったです。
この度はご入庫ありがとうございました。お困りの際はまたお気軽にご相談ください。

 

福祉車両の修理で避けて通れないこと。

福祉車両の整備をやっていればいつかこういう日が来ると思っていました。



福祉車両だからというわけではありませんが、ミニバン系の左側というのは車両感覚がつかみづらい。
教習所で習った内輪差というやつを意識しないと左側面をぶつけちゃうこととかよくあります。
このハイエースもそんなありがちな接触事故での修理でご入庫されました。
幸い運転者さまも利用者さまもお怪我はなかったのですがハイエースは痛かったでしょう。
スライドドアとクオーターパネルは交換が必要です。
これだけ広いクオーターパネルの面積をパテで修理するのはなかなか難しい。
そこでクオーターパネルの交換となるのですが、ご存じのように福祉車両の中って、こうなってます。

この車いすリフト一式を取り外さないとクオーターパネル交換はできないわけです。
・・・・・・というわけで、もうお分かりですよね。

いままでリフト架台(車いすを乗せる部分)の取り外しは何度も行っておりますが、
車いすリフトをそっくり取り外すことになるとは。
ていうか、福祉車両といえども車には変わりないわけで、板金修理ということになれば、まあこういうこともあるわけです。
などど能書き言ってる間にリフトアームを外し、

油圧ポンプユニットを外し、

↓クオーターパネルを取り外せる状態にまでしました。

↓取り外した福祉車両のリフトユニット一式

ここからこのお車は当社提携の鈑金工場で作業を行います。
引き続きこのハイエースが元気になるまでをレポートしてまいりたいと思いますのでご期待くださいませ。

フィアット500Sクラッチ交換

最近では珍しくなったクラッチ交換。
しかも輸入車のクラッチ交換は珍しい。
私が覚えている限りでは・・・・・・。すみません覚えてません。
まあ、輸入車だろうが国産だろうがやることは一緒。
というわけで今回はフィアット500Sがクラッチ交換でご入庫になりましたので
レポートさせていただきます。
お客様いわく。”とにかくクラッチが切れない。特にバックに入らない”
たしかにこれじゃ乗れないわというレベルでクラッチが切れずにギヤが入りません。

 


私が気付いた時にはすでにトランスミッションが下りてました。(笑)

クラッチが減っているかといわれれば、まあ、減ってはいるというレベル。
それより↓の写真が気になります。

取り外したクラッチカバー↑
ちなみに新品は↓

上の写真の真ん中にあるのがレリーズベアリングという部品です。
本来はこのようにクラッチカバーにくっついてきてはNGな部品です。
なぜなら、クラッチペダルを踏む→レリーズフォークがこのレリーズベアリングをカバーに押し付ける→カバーの爪がクラッチを切る
という動きをするものだからです。
カバー側にこのベアリングが取り残されてしまっては、それはクラッチは切れないでしょう。

本来レリーズフォークからベアリングが外れるというのはあまり考えられないのですが、起きていることがまあ全てでしょう。

新品のクラッチ3点(クラッチ板、クラッチカバー、レリーズベアリング)を組み付けて作業終了となったのですが、
???が3つくらい残る修理となりました。
相馬自動車商工では輸入車でも国産車でもよろず自動車の整備をうけたまわります。
まずは一度お気軽にご相談ください。

先進安全車のカメラ機能調整など


↑上の二つの画像は何かの儀式を表しているのでしょうか。
いや、もちろん違います。
儀式というのかわからないですが
ダイハツウエイクに搭載されたパノラマモニターのカメラ機能を調整しているの図です。
カメラコントローラーを交換したので最終調整としてこのターゲットを利用してカメラ位置の調整を行います。

ではこれは?

これも黒い工具箱に取り付けたターゲットを利用してキャストのスマートアシストⅡに搭載された
レーザーレーダーの一調整を行っているところです。
ダイハツの先進安全技術スマートアシストはスマートアシスト1,2,3と進化して
最新の次世代型スマートアシストに進化してきました。
このキャストに搭載されたスマートアシストⅡはフロントガラスに取り付けられた単眼カメラと
バンパーに取り付けられたレーザーレーダーによって前方車両や歩行者を検知します。
バンパーを取り外すとこのレーザーレーダーの位置が微妙にずれちゃうため
エーミングと呼ばれるカメラやレーザーレーダーの一調整が必要となります。

作業は車両中心を正確に測定して決められた位置にターゲットを設置
これで終わりです。ていうか、ここまでがこの作業のキモであります。
あとは診断機を見ながら補正値を入力していきます。
このキャストもバンパー交換を行ったためこのエーミングが必要となりました。
ご自分でバンパーの脱着とかしちゃう方、いらっしゃると思うのですが
こういった先進安全車はここまでやって修理完成ですから。
もし相馬自動車商工でお役に立てることがあれば遠慮なくお問い合わせ下さいませ。

 

エアコン修理の季節到来。

今年もエアコン修理の季節が到来しました。
まず今シーズンの第一弾としてマツダフレアがご入庫になりました。
エアコンが効かないということで、確かにコンプレッサーが回ってません。
ものは試しということで少量のフロンガスを補充してみると、コンプレッサーが回って
エアコンが効くようになりました。修理完了……。
なわけないです。
結構あるあるな故障として、エバエバポレーターの故障があります。
エバポレーターというのは、まあ室内の熱交換器にあたる部品です。
コンプレッサーで圧縮されて液体になったフロンガスの圧力をエバポレーターにくっついたエキスパンションバルブという絞り弁で抜いてやる。
と、圧力が抜けて気化したフロンガスがエバポレーターの周りの熱を奪うと。
そこにファンの冷風をあてていわゆる涼しい風を作り出すというわけです。
このエキスパンションがダメになってガス漏れ。とか実にあるあるです。
もちろん修理としてはエバポレター、エキスパンションバルブの交換と配管の真空引き。そしてフロンガスの
注入ということになるのですが、実際の作業としては、これだ。


はい、インパネ部分をそっくり取り外します。
まるでクルマを解体してるみたいです。
私はこの光景を見るたびに
もう元には戻らないだろう(合掌)と思うわけですが。

エンジンルームからこの穴を通して室内が見えてます。
エバポレーターはインパネの奥の奥にあるものですから
こうしないと取り外しが出来ないのですよ。

取り外したクーリングユニット
ここからさらに分解をすすめてエバポレーター、とエキスパンションバルブを交換します。
というわけで、これを書いている時点で修理は完了しておりませんが、
あまりにインパクトのある写真が撮れたので早まったのを承知で記事にさせていただきました。
なお、当たり前ですがもとに戻らなかったことは一回もありませんので(笑)
安心して修理をおまかせください。

なお、相馬自動車商工ではエアコンの寿命を延ばすために定期的なガスクリーニングをおすすめしております。

エアコンガスを全部回収→ガスの中のチリ、水分を除去→添加剤入りのコンプレッサーオイルとともに
グラム単位でエアコンガスを補充します。
施工価格は税込11,000円。
ハイブリッドなどの電動コンプレッサー車にも対応しますのでご安心ください。

普段点検することのないエアコンシステムですが、ご覧のよう故障すると大手術が待っています。
車検ごとのエアコンガスクリーニングをぜひご検討くださいませ。

工場を徘徊して拾った修理ネタをご紹介。

相馬自動車商工の工場を徘徊して拾った修理ネタをご紹介いたします。
他のブログなんかを見てると修理しながら撮影したであろう記事をよく見かけます。
あれ、結構大変じゃないですかね。
私は整備で手を汚しながらなおかつスマホやカメラで撮影。とかちょっとやる気がしません。
というわけであくまで私が撮影係としてメカニックの邪魔をしながらかき集めた修理ネタをご紹介いたします。
まずはいきなり高級車。レクサスLS600hの水漏れ修理から。

なんかいきなり血がどばー。みたいなちょっとグロい画像で恐縮です。
もちろんこの赤い液体は血液じゃなくてトヨタの冷却水スーパーLLCです。
こんなにも激しく漏れ出してるのか。これじゃ死んじゃうじゃん。とか言うなかれ。
自覚症状のない病というか、冷却水が減る、ヒーターがぬるい。けど車の下を見てもエンジンルームを見ても
水漏れなんかしていない。となったら、逆にどんぴしゃでここを疑うべし。
というわけで、実はこの状態にするまでには散々な苦労があったみたいですが、それらをすべてすっ飛ばして
インパクトのある画像だけを掲載させていただきました。
ヒートエクスチェンジャー、冷却水を効率よく温めるための液溜まりみたいな部品なのですが
この年式のレクサスV8エンジンの弱点らしく、ここからの冷却水漏れはあるあるみたいです。
ここから水漏れすると外観からはなかなか見えません。
サーモハウジングとヒートエクスチェンジャーパイプのオーリングを交換して作業終了となりました。

続いては
当社からご紹介させていただいて10年前に新車でご購入いただいた
メルセデスベンツGクラスの修理風景です。
今回は12か月点検でご入庫いただいたのですが、10年5万キロというのが輸入車の節目なのか
要整備個所が何か所かありました。
その一つがバッテリー。
さすがのGクラスも当然ながら消耗品の劣化には勝てないようで
今回バッテリーの交換とあいなりました。

実はこのGクラスはバッテリーを二つ搭載しております。

大きい方が大電流を一気に必要とするメインバッテリー。
トランクルームに搭載されてます。そして原付バイクのバッテリーみたいな小さいやつが
サブバッテリー。電子化がすすんだ最近のメルセデスにはサブバッテリーが搭載されている車種が多いみたいです。
搭載位置は室内のヒューズボックス近く。おもに電子制御部品(CPUやらセンサーやら)への安定した電源供給とバックアップのために搭載されています。
なお、このGクラスはブレーキ関連の消耗部品も交換中。4月15日現在整備は進行中であります。
お時間かかってしまって申し訳ありません。

つづきまして相馬自動車商工ならでは(なのかな?)の整備のご紹介です。

めずらしいノアの車いすリフト仕様車。
たぶん現在のノアのラインアップではリフト仕様はなかったと思います。当時は後付け架装などではなくしっかり
とウエルジョインシリーズのラインアップにありました。

相馬自動車商工では福祉車両が車検でご入庫時した時にはリフト、スロープ、固定装置などの
点検をご提案しています。
今回のこのトラブルも車検でのご入庫時に固定装置を点検していて発見しました。
まるで囲んだ部分。フックガイドのローラーを固定するブラケットが取れちゃってます。↓

で、下の写真が修理後の写真

まあ、言ってみれば難しい修理ではありませんが、問題は、定期的に固定装置を点検して
不具合個所を未然に発見するかどうかです。
車いすリフトや固定装置のトラブルは利用者さんにも不安を与えますし介護施設様の業務の効率も落とします。
相馬自動車商工では点検、車検の時には車いす移動車の代車もご用意いたします。
お試しでも結構ですのでよかったらどうぞお気軽にご来店、ご相談くださいませ。

最後はこれ
クルマの全体像を撮り忘れたのは失敗だった(笑)
何の写真かわかりませんけど、アトレーのエンジン交換の模様です。


個人的にはアトレーの中古車は当たり外れが結構激しい部類かなと思います。
とくに走行距離の長いものは要注意。
このお車も○○オクで手に入れたそうです。
”上り坂で力がない”とのことで、最初はお約束の点火系を疑ったのですが、
エンジンの圧縮を測定した結果エンジン交換が必要との結論に至りました。
具体的にはバルブ(主に排気側)のトラブルかと思われます。
”ヘッドオーバーホール”という手も考えられるのですが、最悪の事態を想定してコストバランス&一回で修理を完了させるために中古エンジンに交換させていただきました。

というわけで今回は工場を徘徊して拾った修理ネタをご紹介させていただきました。
相馬自動車商工は【那須塩原市の福祉車両なら相馬自動車商工へ】をアピールさせていただいておりますが
別に福祉車両”しか”整備しないわけではありません。
おクルマ全般のお困りごとをよろずお引き受けいたしますのでどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。